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そのお尻・足の痛み腰椎椎間板ヘルニアかも?
こんにちは!オークス鍼灸整骨院です(^^)
前回は『ぎっくり腰』についてお話をしました。
今回は、腰椎椎間板ヘルニアについてお話をしていきます。
もくじ
腰椎椎間板ヘルニアとは
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腰椎椎間板ヘルニアの症状
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背骨の(腰椎)の構造
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腰椎椎間板ヘルニアの原因
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腰椎椎間板ヘルニアになりやすいのは
腰椎椎間板ヘルニアの診断方法
腰椎椎間板ヘルニアになってしまったら
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治療
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予防
オークス鍼灸整骨院でできること
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保険診療
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スポーツマッサージ
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アロママッサージ
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骨盤矯正
腰椎椎間板ヘルニアとは
- 腰椎椎間板ヘルニアの症状
症状の現れ方は、ヘルニアの発生部位や状態によってさまざまですが主なヘルニアの症状を見ていきましょう。
◇腰・臀部の痛み
◇坐骨神経痛による足の痛みとしびれ
◇前かがみや椅子に座ると痛みやしびれが強くなる
◇下肢の筋力低下
◇歩行困難 などがあげられます
症状は片側の足のみであることが典型的なのですが、まれに両足に症状が出ることもあります。
また、神経の圧迫が進むと、排尿や排便に障害が認められる場合もあります。
- 背骨(腰椎)の構造
腰部の骨はどのようになっており、なぜ痛みが出るか背骨の構造を見ていきましょう(^^)
まず、腰椎は5つの骨から成り立っています。この1つずつの骨を椎骨と呼びます。
自分の腰部などのレントゲンを見たことがある方はこのような形が写っていたと思います。
赤く線を入れたところは、脊柱管と言い、この管の中には脳から続く脊髄神経が収まっています。
椎骨と椎骨の間には椎間板というクッションが存在し、(下記画像参照)
この椎間板はゼラチン状の髄核とコラーゲンを含む繊維輪からできています。
みなさんは卵を想像してみてください。黄身が髄核、白身の部分が繊維輪になります。
- 腰椎椎間板ヘルニアの原因
腰椎椎間板ヘルニアになる原因は、先ほど説明した
椎間板が変性し髄核が飛び出してしまい、
後ろにある脊柱管を通る脊髄神経を圧迫してしまい痛みやしびれを起こすためです。
椎間板が損傷してしまう理由は様々ですが、加齢とともに早期から老化しやすい組織であること、
二足歩行により腰椎への負担が強くなってしまったことが原因だと言われています。
画像左:正常な椎間板
画像右:腰椎椎間板ヘルニア
頭から見た時の椎間板
椎間板ヘルニアの発症は、姿勢・動作やもとの体質・骨の形、そして加齢が関係しています。
椎間板は縦方向の圧力には強い反面、曲がったりひねったりという方向には比較的弱い性質があります。
座る、立ったまま前屈みになるといった姿勢や動作でも圧力がかかるといわれ、
腰を曲げて重いものを持ち上げたり、身体を強くひねるといった動作の繰り返しが、
椎間板に変性をもたらし、腰椎椎間板へルニアに発展するものと考えられています。
例えば、立位姿勢を100%とした場合の姿勢の違いによる椎間板内圧(椎間板にかかる圧縮力)の変化を見てみると
(Nachemson A :The lumbar spain.An orthopaedic challenge.Spain 1:59-71,1976 より)
立位で前に屈む姿勢で150%、
前に屈みながら物を持ち上げる姿勢で220%の上昇が見られます。
また、座位で140%の上昇、座っている姿勢によっては更に上昇する事がわかります。
意外かもしれませんが、立っている姿勢よりも座っている姿勢の方が椎間板にかかる負担は大きい結果が報告されています。
また、喫煙が原因になることもあります。
- 腰椎椎間板ヘルニアになりやすいのは
腰椎椎間板ヘルニアは腰への負担の積み重ねにより発症するため、
活動性の多い20代~50代、特に50代をピークに多く、
男性のほうが女性より約2倍の頻度で見られます。これには男性の骨格がかかわっています。
男性は女性よりもおおむね肋骨弓がつくる角度が広く、骨盤は広がりがない骨格をしているため、
肋骨の下から太鼓腹がせり出すような状態に脂肪がつきやすい身体になります。
すると、反り腰といって背中が反り返った姿勢になり、椎間板などに負担がかかり痛みが出やすくなります。
女性は妊娠のため骨盤周りは広く、柔軟性のある靱帯や筋肉がはっていますが、
男性は骨盤まわりの靱帯や筋肉に柔軟性がなく、筋肉が固くなりがちなので腰痛を助長してしまいます。
また、男性のほうが力仕事が女性に比べ多くなることから、腰への負担が多くなり椎間板を痛めたりしてしまいます。
詳しいことは、骨盤歪みと疾患~後傾編~ へ
腰椎椎間板ヘルニアの診断方法
腰椎椎間板ヘルニアの診断は、レントゲンやMRI、脊髄造影などの画像診断などで確認できます。
ヘルニアを目に見える形で確認するにはMRI検査が有用です。
MRIでは腰椎椎間板ヘルニアの場所、大きさ、形、神経がどれだけ押されているかなどがわかり、
放っておいても治りやすいものか、どのような治療がふさわしいかなどもある程度わかります。
MRIの性能や撮影の方法によっては小さなヘルニアが見つからないことがあります。
またMRIでヘルニアが写っていたとしても痛みやしびれの原因が他にある場合もあり、
『ヘルニアではないと言われていたが実は小さなヘルニアだった』
『ヘルニアと言われていたが実は他の病気だった』ということがあります。
下肢の筋力低下や歩行困難が起きる前に、早めにMRIやその他の画像診断ができる医療機関を受診してください。
腰椎椎間板ヘルニアになってしまったら
- 治療
椎間板ヘルニアの多くは数か月で自然に小さくなり、症状が軽くなると言われています。
飛び出した椎間板ヘルニアが完全に無くならなくても、神経に当たらなくなったり、
押されていた神経の炎症が治まったりすると症状は軽くなると考えられています。
症状が出てから間もない場合には、手技療法や物理療法、痛み止めや炎症を抑える薬、ブロック注射を使い
症状を和らげる治療を行います。(お薬や注射は整形外科などで行えます)
症状が長く続く場合、症状が出てからの期間が短くても痛みやしびれが強くて日常生活や仕事に支障がある場合には、
手術などを検討することになります。
手術が必要かどうかは、痛みやしびれでどれだけ困っているか、何を望むかによって決まり、
ずっと痛み止めを飲み続けるのは嫌だという方もいれば、手術はどうしても受けたくないという方もいます。
手術を受けると痛みは大幅に軽くなることがほとんどですが、リスクやデメリットもありますので、
かかりつけの医師と相談して方針を決めることになります。
ただし、手足の力が入りにくいという症状がある場合には早めの手術が望ましいです。
さらに、おしっこやお通じが出にくい、漏れてしまうという症状が出ている場合にも手術が必要です。
どちらも放っておくと後遺症として残る可能性が高くなりますので、これらの症状があればすぐに医療機関を受診して下さい。
- 予防
椎間板ヘルニアを予防するには中腰での作業や、重たい物を持つなど、腰に負担がかかる事を避けるのが重要です。
お仕事などの都合でどうしても避けられない場合、コルセットなどを使いサポートすることも大切です。
そして、負担を減らすだけでなく負担に耐え得る身体を作る事も大切になってきます。
臀部やももの裏、腰回りの柔軟性を上げたり、腰に負担がかからないよう腹筋を鍛えたりすることがそれにあたります。
また、腰椎椎間板ヘルニアの原因で記載した通り、座位より立位のほうが椎間板に圧がかからないので、
大きく腕を振りながらの、ウォーキングやジョギング、水中ウォーキングなどがおすすめです(^^)
オークス鍼灸整骨院でできること
- 保険診療
当院は国家資格の柔道整復師が在籍しておりますので、保険施術を行っています。
保険適応の症状については、外傷性の骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷で内科的疾患がないものとされます。
※骨折・脱臼の施術を整骨院で受けるには、医師の同意が必要になります。
例えば、運動中に腰を捻ってしまった、荷物を運んでいるときに階段を踏み外して腰を打ってしまった
などであれば保険適応になります。
これは保険適応できるのかな?とお困りの方は一度オークス鍼灸整骨院にお問い合わせください。
保険適応ができない慢性的な腰痛にはこちらのスポーツマッサージがおすすめです。
心地よいリズミカルな刺激で優しく筋肉をマッサージします。
筋肉に優しく刺激を加えるマッサージなので、筋肉の緊張がほぐれ『疲労回復』『コンディション維持』に効果的です。
筋肉本来の働きを甦らせたり、潜在能力を発揮させる働きがあります。
強い刺激が苦手な方でも気に入っていただける手技です。
女性の方はこちらのアロママッサージも受けていただけます!完全個室でご案内しております(^^)
オークス鍼灸整骨院のアロママッサージでは4種類のブレンドしてある香りの中からお好きな香りをお選びいただけます。
お好みの匂いを感じながらゆったり背中・腰・脚などをほぐすことで、日々の疲労解消に効果的です。
またアロマの香りと優しいマッサージで心身ともにリラックスしていただけると思います。
腰の状態がよくなってきたら骨盤を矯正し、腰痛の出にくい身体に整えていきましょう!
矯正と聞くとバキバキされて痛いんじゃないか?と思う方も多いと思いますが、
オークス鍼灸整骨院で行う骨盤矯正プログラムは、 骨盤に関係する筋肉に着目して行うので痛みが少なく、
むしろ「気持ちいい」というお言葉をいただいております。
慢性的な腰痛の方は骨盤の歪みが原因で腰痛が出ている可能性があります。
また、骨盤(骨)だけではなく、関係する筋肉を整えることで効果が長持ちします。
なにか気になることがございましたら、お気軽にオークス鍼灸整骨院柏店にお問い合わせください!
次回は「脊柱管狭窄症」についてお話をしていきます!