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2021.03.01

そのしびれを伴う肩こり、頚椎椎間板ヘルニアかも?

こんにちはオークス鍼灸整骨院です!

 

前回は頸椎症についてお話ししました。

今回は頚椎椎間板ヘルニアについてお話ししていきたいと思います(^^)/

 

これまでの肩こりの記事はこちら

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もくじ

頚椎椎間板ヘルニアとは?

  • 頚椎椎間板ヘルニアの原因

  • 頚椎椎間板ヘルニアの症状

  • 頚椎椎間板ヘルニアの治療法

  • 頚椎椎間板ヘルニアの予防改善のために

オークス鍼灸整骨院でできること

  • 肩こり・猫背整体

  • スポーツコンディショニング

 

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頚椎椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアと言えば腰のイメージが強いですが、首の骨である「頚椎」にも椎間板は存在し、ヘルニアになることもあります。

頚椎椎間板ヘルニアとは7つある頚椎、その間をつなぐクッションである椎間板の中に存在する髄核というゲル状の組織が、外に飛び出してしまった状態です。

飛び出したヘルニアが神経を圧迫することで様々な症状を引き起こします。

 

30~50歳代に多く、しばしば誘因なく発症します。

 

  • 頚椎椎間板ヘルニアの原因

椎間板が飛び出してくる原因の一つとして、老化現象による機能の低下が挙げられます。頚椎の間にある椎間板は常に圧力のかかる状態にあるため、組織の中で最も早く老化が起こるとされます。そのため、劣化が進んで外側の膜に亀裂を起こし、中の髄核が飛び出して神経を圧迫し、痛みやしびれなどの症状を引き起こします。

 

加齢による変性のほか、姿勢不良、激しい運動などによる負担が椎間板にかかることで発症します。

飛び出す場所により、神経根の圧迫、脊髄の圧迫あるいは両者の圧迫が生じます。

 

  • 頚椎椎間板ヘルニアの症状

頚椎椎間板ヘルニアの症状は、多岐にわたります。これら全身の症状は神経の障害によって起こってくるものです。

両側の神経根が同時に圧迫されることはないため、通常、症状は片側に現れます。圧迫された神経根の脊椎レベルによって、麻痺をきたす筋肉や感覚障害をきたす領域が決まるため、症状から脊椎レベルを推測することができます。脊髄が圧迫されると、両側性に上肢さらに下肢の麻痺や感覚障害が出現します。

 

病状の悪化は①→②→③→④の順に進行してきます。

 

①首・肩部症状

肩こり、首痛、背中の痛み、前胸部痛

頚椎後方にある椎間関節の動きが低下したり変形が生じたりすると、首の後方部から背中、時には胸の前の方に痛みや凝り、だるさ、違和感などが生じます。

 

②腕、手症状

上肢の痛み、腕のだるさ、手のしびれ、手のむくみ、握力低下、腕の筋肉の萎縮

肩から手先までの上肢の症状は神経根症状によるものです。頚部から肩~上腕に痛みがあり、首をうしろに伸展すると首や腕に激痛が走ることもあります。

7つある頚椎の4番目以下の神経根が障害されると腕や手の痛み、しびれ、むくみ、握力低下、背部痛などが起こってきます。

 

③頭部、顔面症状

後頭部痛、頭痛、目の奧が痛い、眼精疲労、眼充血、耳鳴り、めまい、ふらつき

7つある頚椎の3番目以上の神経根が障害されると、首のうしろ~後頭部~側頭部の痛みが起こり、さらに眼精疲労が生じやすく、目の奧が痛くなったり、充血しやすくなります。凝りや痛みが強くなると吐き気をもよおしたり、気分が悪くなったりします。また、頭へ行く血管が骨の変形で圧迫されたり、動脈硬化が加味されると、血管内腔が狭くなり椎骨動脈不全症となっていきます。めまい、頭のふらつき、吐き気、耳鳴り等が頚椎の変化によって生じてくることになります。ひどい場合には脳梗塞像がMRI で認められることもあります。

 

④下半身症状

脚のつっぱり、歩行障害、尿コントロール障害、尿失禁

頚部脊髄が圧迫を受けると下半身及び上半身に神経障害が発生してきます。脊髄症を起こす圧迫の原因は、頚椎椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症等などであり、正確な診断はMRIやCT等によります。脚のつっぱり、歩行障害、尿コントロール障害、尿失禁、手のしびれ、筋力低下、筋萎縮、手足の痛みなど複雑な症状が発生し日常生活に支障をきたすようになってきます。

 

  • 頚椎椎間板ヘルニアの治療法

痛みが強い時期には、首の安静保持を心掛け、頸椎カラー装具を用いることもあります。また、鎮痛消炎剤の服用や、神経ブロックなどで痛みをやわらげます。

症状に応じて牽引療法を行ったり、運動療法を行ったりすることもあります。

これらの方法で症状の改善がなく、上肢・下肢の筋力の低下が持続する場合、歩行障害・排尿障害などを伴う場合は手術的治療を選択することもあります。

 

  • 頚椎椎間板ヘルニアの予防改善のために

頚椎ヘルニアを予防するには、まず姿勢を改善することが重要です。人間の頭部は非常に重いため、猫背などの姿勢が乱れた状態は頚椎に大きな負担がかかります。理想的な姿勢は、背筋をしっかり伸ばし、あごを引いた状態です。

また、強く首を反らしたり、衝撃を与えることを避けるのも重要です。

そして、負担を減らすだけでなく、柔軟性を上げたり、筋肉を鍛えたりすることで負担に耐え得る身体を作る事も大切です。

一人ひとり状態や、置かれている環境は違いますので、自分に合ったヘルニア予防策を講じることが重要と言えます。

 

 

オークス鍼灸整骨院でできること

頚椎椎間板ヘルニアは日常生活での癖や姿勢による、首や肩回りの筋肉のコリやハリも関係してきます。

そんな筋肉のコリやハリを取り除いてあげることが重要です。

筋肉が固くなってしまう原因は、筋肉の血流が悪いことが関係します。

 

肩こり・猫背整体の手技に含まれる、「肩甲骨はがし」で肩甲骨周りの凝り固まっている筋肉をほぐし、肩甲骨の可動域を拡大することで、肩こりや姿勢不良などの改善ができます。

 

硬まってしまった筋肉を緩めたり、コリをほぐしたい方にオススメです!

心地よいリズミカルな刺激で優しく筋肉をマッサージします。優しく筋肉に刺激を加えることで血流の改善を促し、『疲労回復』『コンディション維持』に効果的です。筋肉本来の働きを甦らせたり、潜在能力を発揮させる働きがあります。強い刺激が苦手な方でも気に入っていただける手技です。

 

肩こりでお悩み方は、お気軽にオークス鍼灸整骨院 佐倉志津店・柏店にご相談下さい(^^)

 

 

  • 引用・参考文献

日本整形外科学会HP(頚椎椎間板ヘルニア)

医療法人全医会 あいちせぼね病院(頚椎椎間板ヘルニアとは)

笹森徹. 24 頚椎椎間板ヘルニア. ブレインナーシング, 2015, 31, 5, p.486-487.