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2020.12.14

『魔女の一撃』とも呼ばれるぎっくり腰

こんにちは!オークス鍼灸整骨院です(^^)

前回は筋・筋膜性腰痛症についてお話をさせていただきました!

前回の記事はこちらから 今回はぎっくり腰についてお話をしていこうと思います。

皆さんはぎっくり腰になってしまったことはありますか?

わたしは軽めのものから数日動けないくらいのぎっくり腰をしたことがあります…  

 

もくじ

ぎっくり腰とは

  • ぎっくり腰の症状

  • ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰になってしまった時の対処法

  • アイシング

  • ラクな体勢とは

こんな症状があったら要注意

 

ぎっくり腰にならないようにするには

  • 日常生活の注意点

  • 簡単なストレッチ

オークス鍼灸整骨院でできること

  • 保険施術

  • スポーツマッサージ

  • 骨盤矯正

   

ぎっくり腰とは

  • ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰の症状は腰の痛みが中心となります。

痛みの程度や感じ方には個人差がありますが、 炎症に伴い熱をもった「じんじんする痛み」や、

「ぴりっと走る痛み」「筋肉がつっぱる感覚」など、 いずれも症状が出てしまうと通常の生活がむずかしくなります。

発症するまで何ともなかった場合と、腰のあたりに疲労感が蓄積していた、

以前から慢性的に腰痛の症状があったと発症の背景も人それぞれです。  

日常的にストレスを感じることで自律神経の調整ができず症状につながることもあります。

ぎっくり腰は、発症して数日から1~2週間以内で症状が治まっていく傾向にありますが、

まったく改善しない、日増しに痛みが激しくなる場合は、

別の疾患を疑う必要もありますので整形外科など医療機関にて直ちに診察を受けてください。  

 

  • ぎっくり腰の原因

原因として考えられるのは、腰部に負担がかかりすぎることです。

・重い荷物を抱える

・無理な姿勢をとり腰を捻った

・中腰の状態で作業をし続ける

など瞬間的に腰の部分へ負荷をかけすぎた場合に発生しやすくなります。

また、スポーツをしている時に発症することもあり、テニスやゴルフ、乗馬や自転車など、

とくに腰を回転させる動作のあるスポーツは要注意となります。

日頃から運動不足でいきなり体を動かして慣れないポーズをとることも危険性が高まってしまいます。

さらに腰部に疲労がたまっている場合も原因となります。 座りっぱなし、立ちっぱなし、

腰をよく使うなどの仕事をされる方は、 毎日のことで「疲れている」という意識がとくにないかもしれませんが、

突然にぎっくり腰を経験してしまうことも少なくないです。

くしゃみなどの瞬発的な力のせいでぎっくり腰になったりすることもあります。

 

なってしまった場合の対処方法とは

  • アイシング

ぎっくり腰になってしまい、痛めてから3日間(72時間)は炎症が強く起こっているので、

安静にしアイシングをすることである程度炎症を抑えられます。

アイシングを行う場合は、冷凍食品やケーキなどを買った時に付いてくる保冷材は使用せず

氷を使い15分~20分程度行います。 保冷剤でアイシングを行ってしまうと温度が下がりすぎてしまい、

凍傷が起こる危険性があります。 ですが、氷でアイシングを行う場合は温度が0℃以下にはならないため、

凍傷の危険性も低く、 患部の熱をしっかり奪い冷やしてくれるので、安全かつ効率的にアイシングを行うことができます!

(冷凍庫から出したばかりは0℃以下の場合もあるので少し溶けてから使って下さい)

人体にアイシングを行うために作られた保冷パックであれば使用は問題ないですが、

商品の説明など確認をしてから必ず使用してください。

 

アイシングの作り方はとっても簡単です!

1、ポリ袋やジップロックに氷を入れる (氷のうがある方は氷のうでも大丈夫です)

2、氷を平らにし、袋の中の空気をしっかり抜いて口を縛れば完成

( 空気を抜く際はストローをさして空気を吸い込んで抜くか、袋に口を近づけ吸い込んで下さい)      

出来上がったら患部に氷を当て、大きめのバスタオルなどで氷が落ちないよう固定すれば完璧です(^^)  

アイシングを行っている最中、一般的には

 『痛みや強い冷感』→『暖かいような感覚』→『ピリピリするような感覚』→『感覚がなくなる』

と進んでいくと言われていますが人により感じ方が違うので、

アイシングを行って患部の感覚がなくなったらアイシングをやめ、 1、2時間空けてからまたアイシングを行っていきましょう。

ぎっくり腰の初期段階は患部を冷やしてください。

発症してから72時間を目安に、強烈な痛みが和らいできたら冷やすことをやめても大丈夫です。  

 

  • ラクな体勢とは

痛みが強い場合は、なるべく横になって過ごすのが腰への負担が少ないです。

1番のおすすめは、横向きで股関節・膝をまげて寝ることです。この体勢でアイシングを行ってください。

左右どちらでも(痛みがなくラクな方向)いいので横向きになり、

膝と膝の間に丸めたバスタオルやクッションをはさんであげるとラクになります。

 

もし仰向けで寝るのであれば、

膝を立てて寝るか、 膝の裏側に丸めたバスタオルや少し高めのクッションをいれ膝を曲げた状態にしておく

と比較的ラクに感じられると思います。 どの寝方も、長時間同じ体勢でいると体重の乗っている部分が痛くなってきてしまうので、

少しずつ向きや寝方を変えてください!

 

また、座る場合はできるだけ背もたれのある椅子を使いろまで深く腰を掛け背もたれに上体を預けるように座ります。 腰が丸まってしまうと痛みが強く出てしまうので丸まらないよう気を付けて座ってくださいね。

 

この時、座椅子やソファーに座ると腰にかなりの負担がかかってしまうので、

座椅子やソファーに腰掛けるのはできるだけ避けてください。

 

最近では3日以上安静にするのはよくないと言われており、

痛みの範囲内で動いたほうが予後の経過がいいと言われています。

痛みはあるけど動けないわけではない場合は、動ける範囲内で日常生活を送ってください。

 

こんな症状があったら要注意

今からあげるような症状などがあれば、早急に治療を必要とする腰痛の可能性が高いので、

整形外科やその他医療機関を受診してください。

・安静にしているのに腰の痛みが強い

・寝ているときも痛みがあり寝れない

・脚の痺れ痛み、排泄困難などの症状がある

・胸や背中、腰以外の部位に痛みがある

全身に発熱を伴っている

・最近、転んでしまいおしりを強く打った(特にご高齢の方)

 

など感染性脊椎炎や転移性脊椎腫瘍、骨折などの可能性がありますので 早急に医療機関を受診いてください。

また、加齢などの腰椎の劣化の進行具合によっては、 ぎっくり腰をきっかけに

腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、慢性腰痛などに移行してしまう場合もあるので注意してください。

(札幌麻生脳神経外科病院)  

 

ぎっくり腰にならないようにするには

日常で気をつけてほしいポイントやプラスしてやってほしいストレッチをご紹介します!

  • 日常生活の注意点

①重たいものはしゃがんで持ち上げ

 重たいものを床から持ち上げる場合は、しっかり膝を曲げ、しゃがんでから持ち上げてください。

めんどくさいからと言って中腰で持ち上げようとすると腰にかなりの負担がかかってしまいます。

これからの時期は大掃除などで重いものを運んだりすることが多くなる方もいらっしゃると思いますので、

意識して動いてみて下さい。

 

➁デスクワークの姿勢

座っているときでも腰に負担がかかっています!

椅子に浅く腰掛けて、そのまま背もたれに寄りかかっていたり、

姿勢を良くしようとおなかを前に突き出している様な姿勢には気を付けてください。

天井から糸で引っ張られているイメージで肩の力を抜いて座ってみてください!

腰痛以外にも肩こり・猫背予防にもなります。

 

 

➂寝る姿勢と起きる際の注意点

寝る際に、うつ伏せに寝ると腰椎が反ってしまい腰痛の原因になります。

絶対ダメ!というわけではありませんが、できるだけ腰の負担が少ない横向きや仰向けで寝ることをオススメします!

また、起床時には身体が起き切っていない場合がある為、急に起き上がったりしてしまうと痛みが発生する可能性があります

ですので、起きるときはお布団の中で”今から起きるよー”と軽く腰を左右に捻ったり伸ばしたりしてから

起き上がるようにしてみてください(^^)

  

  • 簡単なストレッチ

腰回りに関係するストレッチをご紹介いたします!

ストレッチは息を止めないでしっかり呼吸をしながら行ってください。

運動前は30秒ほどで、運動後などは1分~2分程伸ばして下さい。

 

◇ モモ前のストレッチ

お尻が後ろに出てしまっている反り腰の方は特にやってほしいストレッチです

➀ 両膝を曲げた状態で横向きになります

 

➁ 横向きで、上になっている方の足首を持ち、後ろに引きます

➂この時に上体がまっすぐになっていないと、伸びないので注意しましょう

 

※よくない例 伸ばす方の足が上にあがってしまうと伸びません。

まっすぐ真後ろに引いてください。

 

 

◇ お尻のストレッチ

➀ 片方の足を体の前で曲げます

 

➁ 曲げた足の外側に、反対側の足をクロスさせます

 

➂ 膝を抱えるように腕を組み、膝を自分の胸に引き寄せます

身体が固い方は、引き寄せなくてもお尻の部分が伸びているのを感じられると思います!
  ◇ 腰部のストレッチ ➀ 仰向けになり手は横に広げます ➁ 伸ばしたい方の足を持ち上げ、反対側にもっていきながら体を捻る (右を伸ばしたい場合は左側に捻る) ※肩が浮きやすくなるので浮かないよう気を付ける

 

日常生活に少しずつでもよいので取り入れてみてください。

続けていけば身体に変化がでてきます(^^)

前回の記事にもストレッチを載せていますので自分がやりやすいものを選んでやってみてください。

前回の記事はこちらから

 

オークス鍼灸整骨院でできること

  • 保険診療

当院は国家資格の柔道整復師が在籍しておりますので、保険施術を行っています。

保険適応の症状については、外傷性の骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷で内科的疾患がないものとされます。

※骨折・脱臼の施術を整骨院で受けるには、医師の同意が必要になります。

例えば、運動中に腰を捻ってしまった、荷物を運んでいるときに階段を踏み外して腰を打ってしまったなど

あれば保険適応になります。

これは保険が使えるのかな?とお困りの方は一度オークス鍼灸整骨院にお問い合わせください。

保険適応ができない慢性的な腰痛にはこちらのスポーツマッサージがおすすめです!

心地よいリズミカルな刺激で優しく筋肉をマッサージします。

筋肉に優しく刺激を加えるマッサージなので、筋肉の緊張がほぐれ『疲労回復』『コンディション維持』に効果的です。

筋肉本来の働きを甦らせたり、潜在能力を発揮させる働きがあります。

強い刺激が苦手な方でも気に入っていただける手技です。

女性の方はこちらのアロママッサージも受けていただけます!完全個室でご案内しております(^^)

オークス鍼灸整骨院のアロママッサージでは4種類のブレンドしてある香りの中からお好きな香りをお選びいただけます。

お好みの匂いを感じながらゆったり背中・腰・脚などをほぐすことで、日々の疲労解消に効果的です。

またアロマの香りと優しいマッサージで心身ともにリラックスしていただけると思います。

腰の状態がよくなってきたら骨盤を矯正し、腰痛の出にくい身体に整えていきましょう!

矯正と聞くとバキバキされて痛いんじゃないか?と思う方も多いと思いますが、

オークス鍼灸整骨院で行う骨盤矯正プログラムは、 骨盤に関係する筋肉に着目して行うので痛みが少なく、

むしろ「気持ちいい」というお言葉をいただいております。

慢性的な腰痛の方は骨盤の歪みが原因で腰痛が出ている可能性があります。

また、骨盤(骨)だけではなく、関係する筋肉を整えることで効果が長持ちします。

 

なにか気になることがございましたら、お気軽にオークス鍼灸整骨院柏店にお問い合わせください!

次回は「腰椎椎間板ヘルニア」についてお話をしていきます!