BLOG
ブログ

2021.02.10

肩こりを訴える疾患って⁉あなたの肩こりは何が原因?

こんにちは!オークス鍼灸整骨院です(^o^)

 

 今回はきっと多くの方の悩みの種であろう、肩こりについて、以前解説した内容も振り返りながらお話をさせていただこうと思います!

 

これまでの肩こりの記事はこちら

あなたのその肩こりはガチガチな肩甲骨に原因あり?

ガチガチの肩甲骨はマッサージではがして、肩甲骨の動きを取り戻そう!

ストレッチで肩甲骨をはがして、ガチガチの肩甲骨から卒業しよう!

正しい姿勢を知って肩こりのない身体を目指そう!

スマホ首になっていませんか?正しい姿勢で肩こりのない身体へ!!

 

もくじ

肩こりとは?

  • 肩こりの原因

  • 肩こりの症状

 

肩こりを訴える疾患って⁉

  • 原疾患が明らかでない「肩こり」

  • 整形外科的疾患に伴う「肩こり」

  • その他の専門家の疾患に伴う「肩こり」

 

オークス鍼灸整骨院でできること

  • 肩こり・猫背整体

  • スポーツマッサージ

 

shoulder

 

肩こりとは?

 「肩こり」と言ってもその原因や症状はひとそれぞれです。

皆さんは肩こりの原因やどこが痛みを発生させているのか覚えていますか? 

そこでまずは肩こりについてのおさらいをしていきます!

 

  • 肩こりの原因

肩こりの原因と言っても、それは様々です。例えば…

 

・筋緊張による血行不良

・体幹筋肉量の低下に伴い姿勢が悪くなることで、頸や肩への負担の増加

・精神的ストレスや疲労

・仕事中に座位中心の姿勢でほとんど歩かないなどの運動不足

・PCやスマホ操作による前傾姿勢が、肩甲骨周りの筋肉にストレスを蓄積させるためおこる筋緊張

 

などが挙げられます。

 

  • 肩こりの症状

肩こりは首〜肩・背中にかけての筋肉が、「張ってる」、「だるい」、「重い」、「痛い」などの感じがします。

また「頭痛」、「めまい」、「吐き気」、「倦怠感」などの症状が伴う場合かあります。

肩こりにはいろいろな筋肉が関係しますが、主に首の後ろから肩・背中にかけてをおおうように広がっいる僧帽筋という筋肉が関係します。

また18歳〜50歳のお仕事をしている人の中で、肩こりの自覚症状がある人は男性よりも女性に多いというデータもあります。 

 

 

肩こりを訴える疾患って⁉

肩こりを訴える疾患は臨床的に、原疾患が明らかでないもの、整形外科疾患に伴うもの、そしてその他の専門科の疾患に伴うもの、の3つに大別されるそうです。

 

※原疾患とは:おおもとの病気のこと

 

  •  原疾患が明らかでない「肩こり」

①ストレス:精神的なものやクーラーによる冷えすぎなど

②不良姿勢:猫背、長時間のPC作業など

③運動不足:なで肩など

 

”肩こりの原因”で解説した内容のほとんどが、この原疾患が明らかではない「肩こり」に分類されていますね。

 

  • 整形外科的疾患に伴う「肩こり」

①頚椎症(けいついしょう):

頚椎の退行変性で起こった変形により、しびれや筋力の低下等、神経圧迫の症状が現れることがあります。

 

②頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ):

背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板が主に加齢変化により後方に飛び出すことによって起こります。

 

③頚椎捻挫(けいついねんざ):

交通事故などで頚部の挫傷(くびの捻挫)の後、長期間にわたって頚部痛、肩こり、頭痛、めまい、手のしびれ、などの症状がでます。X線(レントゲン)検査での骨折や脱臼は認められません。

別名は外傷性頚部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)

 

④頚椎後縦靱帯骨化症(けいついこうじゅうじんたいこつかしょう):

頚椎椎体後方に存在する後縦靱帯が骨化・肥大し、神経(主に脊髄)が圧迫され神経症状が現れます。

 

⑤胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん):

上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢(わんしんけいそう)と鎖骨下動脈(さこつかどうみゃく)が、絞めつけられたり、圧迫されたりすることで上肢痛、上肢のしびれ、頚肩腕痛(けいけんわんつう)を生じる疾患の一つです。

 

⑥頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん):

首から肩・腕・背部などにかけての痛み・異常感覚(しびれ感など)を訴える全ての症例の中で、整形外科的疾患(変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群など)を除外し、検査などで病因が確定できないものの総称です。

 

⑦肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん):

50歳代を中心とした中年以降に、肩関節周囲組織の退行性変化を基盤として明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと運動障害を認める疾患です。

別名は五十肩

 

⑧リウマチ性多発筋痛症(りうまちせいたはつきんつうしょう):

50歳以上の高齢者に多く発症し、肩の痛み、体に近い側の肩や上腕、大腿などの四肢近位筋主体の痛みや朝のこわばりと、微熱、倦怠感を呈する炎症性疾患です。「リウマチ」という名前はついていますが、関節リウマチとは別の病気です。また、「筋痛症」とありますが、筋肉よりも肩関節の痛みが顕著にみられることが多いです。

 

⑨繊維筋痛症(せんいきんつうしょう):

一般的な検査をしても原因が見つからない多発性の筋・骨格痛、疲労感、睡眠障害を特徴とし、特に肩、腕、背部の痛みとこわばりが多い疾患です。

 

実はこんなにもたくさんの疾患が、肩こりに関係していると言われているそうなんです!

 

  • その他の専門家の疾患に伴う「肩こり」

①高血圧症

②狭心症

③貧血

④更年期障害

⑤うつ病

⑥眼精疲労:目の調節障害あるいは視力調節障害

⑦風邪

⑧歯周病、咬合不全

 

 

原疾患が明らかでないもの、整形外科疾患に伴うもの、その他の専門科の疾患に伴うもの、と分けてご紹介しましたが、みなさんはどれに当てはまりそうでしたか?

そこで、次回からの肩こりの記事では整形外科的疾患に伴う「肩こり」について解説していきます!

 

 

オークス鍼灸整骨院でできること

肩こり・猫背整体の手技に含まれる、「肩甲骨はがし」で肩甲骨周りの凝り固まっている筋肉をほぐし、肩甲骨の可動域を拡大することで、肩こりや姿勢不良などの改善ができます。

 

硬まってしまった筋肉を緩めたり、コリをほぐしたい方にオススメです!

心地よいリズミカルな刺激で優しく筋肉をマッサージします。優しく筋肉に刺激を加えることで血流の改善を促し、『疲労回復』『コンディション維持』に効果的です。筋肉本来の働きを甦らせたり、潜在能力を発揮させる働きがあります。強い刺激が苦手な方でも気に入っていただける手技です。

 

肩こりでお悩み方は、お気軽にオークス鍼灸整骨院 佐倉志津店・柏店にご相談下さい(^^)

 

 

  • 引用・参考文献

公益社団法人 日本整形外科学会HP

久留米大学医療センターHP