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アロマテラピー 精油とは?
こんにちは!オークス鍼灸整骨院です(^^)
前回は『アロマテラピーのメカニズムと作用』ついてお話しをしました。
今回は『アロマテラピー「精油」』について詳しくお話していこうと思います!
もくじ
精油とは
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香りの正体
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植物から見た精油の役割
精油の抽出
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精油と抽出方法の関係
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栽培か野生か収穫時期により香りが変わる?
精油の作用と吸収、排出
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精油の作用
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吸収と排出
オークス鍼灸整骨院でもやってます!
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アロマトリートメント
精油とは
香りのある草や樹木、花を「ハーブ、芳香植物、薬用植物」といいます。
香りのある植物を思い浮かべてみてください。バラ、金木犀、山椒、ゆず。 料理に使われる、ローズマリー、バジル、コショウ、シソなどがありますよね?
精油には定義があり、アロマ環境協会の精油の定義は以下になります。
「精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。」
- 香りの正体
植物から漂っていた香りの正体が「精油」という物質です。
精油はいくつもの芳香成分の混合体で、成分の一つ一つが薬理的な作用を持ちます。
多くの芳香植物の中から、今現在、入手可能な精油は200種類ほどあります。
- 植物からみた精油の役割
皆さんは、なぜ植物が精油を作ると思いますか??
これには諸説あるのですが、植物は動物と違って動くことができません。
根付いたところで一生を終える植物にとって、身を守り、子孫を残すための武器の一つとして考えられています。
例えば、精油を空気中に発散しウイルスや細菌感染を防ぎ、受粉をしてくれる虫たちを香りで引き寄せたり、草食動物や昆虫に食べられないよう嫌がる匂いや毒を分泌したりと、自分自身を守るために使われているのです!
まとめると、
➀昆虫誘引と忌避 ➁捕食者からの防御
③細菌・ウイルスからの防御 ④癒傷
⑤ほかの植物の成長・発芽等の抑制
⑥乾燥防止 ⑦植物体内での生理活性
精油の抽出
精油を抽出する方法は4つあります。
➀水蒸気蒸留法… 精油抽出に最も一般的な方法。巨大な蒸し器で蒸して抽出する
➁有機溶剤法 … 花や樹脂の成分を溶剤で溶かして抽出する
③冷浸法 … ラードが芳香成分を吸収する性質を利用した伝統的な方法(今はあまり使われない)
④圧搾法 … 柑橘系の果実の皮を絞って抽出する
(もっと詳しいことを知りたい方は”精油の主な抽出方法”で調べてみてください!)
この中からその植物にあった方法で抽出されます。
- 精油と抽出方法の関係
植物中の精油量は平均1~1.5%程度。ごくわずかしか含まれていません。
植物の部位により芳香成分や精油量は異なり、どの部位から抽出するか、どの方法で行うかによって精油の生産量、香り、作用、価格が変わってきます。
例えば、、オレンジの木からは、果皮、花、葉の3種類の精油が抽出されます。
この中で1番高価な精油はどれだとおもいますか??
正解は、、、、、、 「花」です。生産量が低く、大量の花びらが必要になります。
このオレンジの花(ネロリ)から抽出した精油10mlで17.000円~30.000円程するのです、、、、、、
下の写真はオレンジの花(ネロリ)です。確かに、花びら1枚1枚が小さいので納得できますよね。
(画像:オレンジの花”ネロリ”)
ちなみに、バラは1キロの精油を抽出するのに約3~5tもの花びらを使用します。
バラの精油は同じ花びらでも抽出方法により匂いがかわるので、
片方の抽出方法では10mlで12.000~15.000円 (華やかでバラらしい優しい香り)
もう片方は10mlで30.000~65.000円 (気品あふれるフローラルな香り「香りの女王」)ほどします。
抽出方法により生成できる量が圧倒的に違うため倍近く値段が変わります。
結構高価ですよね、、、、、、(^^;)
ですが、1滴たらすだけでバラの香りがかなり充満するので本当にすごいです!
上記のように、同じ原料でも、抽出方法、抽出場所が違うことにより芳香成分の種類や割合がかわり、香りにも違いが出るのです。
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栽培か野生か。収穫時期により香りが変わる?
天然ものである精油は、生育環境、栽培方法、収穫時期などにより品質が左右されます。
一般にハーブは開花直前か半開き、七分咲きくらいの精油が多い時期に収穫し陰干しで乾燥させ、精油を抽出します。
果実は未熟か完熟かによって香りが違います。
どの時期に収穫し、蒸留したかによって違う精油として販売されることもあります。
また、生産知の標高などにより香りが変化することもあります。
標高800~1600mくらいで栽培されることが多いラベンダーを例えとしましょ。
ラベンダーの主成分が標高が高ければ高くなるほど、香りが甘くなり、鎮静効果が強くなります。
ですが、同じ標高でも栽培したものと野生のものでは香りに大きな違いがあります。
ただ野生のラベンダーは生産量が少ないため、入手しにくいのが現状です。
精油の作用と吸収、排出
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精油の作用
精油には様々な作用があります。主な作用を一覧にしましたので見てみて下さい!
主なものだけでも約70作用あります。 精油により作用は変わってきます
もちろん1つの精油の中に様々な作用があります。
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吸収と排泄
アロマテラピーでは、芳香浴やトリートメントを行うことで、精油の成分を体内に取り入れ心身の健康維持に役立てようとしてくれます。
どのように体内に吸収されて排泄されるのでしょうか??
まずは4つの吸収経路についてお話します。
➀皮膚からの吸収
精油の成分は分子量が小さいため、簡単に皮膚の内部に浸透します。 毛穴や汗腺、皮脂腺、皮脂膜や皮膚内部の脂質に溶け込むような形で浸透していきます。 皮膚の真皮層にある毛細血管やリンパ管を通じて体内に入っていきそのまま血液にのって全身に運ばれていき、組織や器官に働きかけてくれます。
➁呼吸器からの吸収
空気中に拡散された精油成分の一部は、鼻、気管、気管支、肺の粘膜から。 一部は、肺胞でのガス交換の際に毛細血管を通じて血液に入りその流れにのって全身をめぐります。
③経口による吸収
吸収量がかなり多く、家庭や一般的なリラクゼーションサロンなどでやるにはリスクが高い方法です。 メディカル・アロマテラピーでは精油を経口専用のもので希釈し内服することもあります。
(メディカルアロマセラピストの資格を持っている方のみ行えます。絶対にご家庭などでやらないで下さい)
④直腸・膣からの吸収
座薬や膣剤を作り、直腸や膣の粘膜から精油成分を吸収させる方法です。 適切な方法で行わなければ粘膜部分にかなりの刺激と痛みが生じてしまいます。
(メディカルアロマセラピストの資格を持っている方のみ行えます。絶対にご家庭などでやらないで下さい)
どの場合でも、香りがもつさまざまな有効成分が肉体面と精神面のどちらにも働きかけるというのが、アロマテラピーの最大の特徴です。
アロマテラピーでは、香りの成分だけではなく香りそのものを感じることが大切です。
「いい香りだな」と感じたことによって、気持ちがやわらいだり、いいホルモンが分泌され, こころもからだも改善されていくというわけです(^^)
続いて排泄経路について簡単にお話します。
精油は血液にのり体内をめぐります。巡ってきた精油は腎臓、肝臓に運ばれて解毒・代謝され、不要なものとして尿や便、吐く息、汗などから体外に排泄されます。
精油の排泄は吸収と同じくらい大切ですので、溜め込んでいいものではありません。
必要な働きを終えた後は、ちゃんと排泄されるようにお風呂や足浴で体を温めて、血液の循環や発汗を促す、温かい飲み物を多めにとるなど意識すると体外に排泄されます。
オークス鍼灸整骨院でもやってます!
女性の方限定になってしまいますが、当院でアロマトリートメントが受けられます!
完全個室、女性スタッフ対応ですのでご安心ください(^^)
オークス鍼灸整骨院のアロママッサージではブレンドしてある4種類の香りの中からお好きなものをお選びいただきます。
お好みの匂いを感じながらゆったり背中・腰・脚などお疲れの場所をほぐすことで、日々の疲労やストレス解消などに効果的です。
またアロマの香りと優しく暖かい手のマッサージで心身ともにリラックスしていただけると思います♪
予約制ですので、ご自分の都合の良いときにご来院いただけます(^^)
ご予約、お問い合わせは鍼灸整骨院、佐倉 上志津店 柏店にてお気軽にお問い合わせください。
今回はアロマテラピー ~精油~ついてお話をしましたが、
いい香りの正体、精油について少し知ってただけたかなと思います(^^)!
次回は『アロマテラピーを実践してみよう!』についてです!