こんにちは！オークス鍼灸整骨院です（＾＾）

 

前回は緊張型頭痛についてお話をしました。

緊張型頭痛に関するおさらいはこちらから！

 

今回は「薬物乱用頭痛」についてお話をしていきます！

 

 

 

 

薬物乱用頭痛とは？

 

「薬物乱用頭痛」その言葉から何を皆さんは想像しますか？

最近のメディアでも薬物に関するショッキングなニュースが多く、

「薬物乱用頭痛」に関しては不安な感じ？恐怖？な感覚をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか！？

 

言葉だけの印象では認識を誤ってしまいやすい

この「薬物乱用頭痛」について徹底的に解説していきます！

 

• 薬物乱用頭痛とはどのような状態？

 

皆さんは頭が痛くて、毎日のように鎮痛剤を飲んだりしていませんか？

 

鎮痛剤を月に10日以上飲み続けている場合に

「薬物の使用過多による頭痛（薬物乱用頭痛）」に陥っている可能性があるのです…

 

そもそも「薬物乱用頭痛」ってなに？？となる方がほとんどだと思います。

 

片頭痛や緊張型頭痛などの頭痛を持っている方が、

鎮痛剤の飲みすぎによって、逆に頭痛がとれず毎日起こるようになった状態を

 

「薬物乱用頭痛」と言います。

 

• 薬物乱用頭痛はなぜおこるの？

 

市販鎮痛剤の飲みすぎによるものが多いですが、

医師から処方された薬によっても起こる可能性もあります。

 

名前だけ聞くと、認められていない薬物を使用した時の副作用なのかなと思いますよね

私も初めて聞いたときはそう思いました。でも身近に起きることなのです！！

 

では、薬物乱用頭痛はなぜ起こるのでしょうか？

 

鎮痛剤の過剰服用が引き金となり、痛みに対する感受性が過敏になる。

つまり、痛みの閾値が下がってしまうことが原因とされています。

 

中等度～重度の頭痛が高頻度で繰り返されることにより、

日常生活に支障をきたし寝込んでしまったり、QOLが著しく低下してしまいます。

※QOL = Quality Of Lifeの訳　社会的に見た生活の質のこと）

 

その為、痛みから逃れるため、また仕事や家事等の社会生活を行うために、

「痛くなる前に飲んでしまおう」

と早め早めで鎮痛剤を服用する癖がついてしまったり、

 

「こないだはこの量じゃきかなかったから、今回はこのくらい飲もう」

など服用する量が増えてしまうことで歯止めが利かなくなり、

薬物乱用頭痛が起きやすくなります。

 

ただ、他の疾患に対して、長期にわたり大量の鎮痛剤を服用していても、薬物乱用頭痛が問題になることはほとんどないことから、

片頭痛や緊張型頭痛の病態そのものが、薬物乱用頭痛の発生要因に関与しているのでは？

と考えられています。

 

 

薬物乱用頭痛の可能性が？セルフチェック項目をご紹介

 

そして、次のような症状が当てはまる方は薬物乱用頭痛の可能性があります。

✔  月に15日以上頭痛がある

✔  鎮痛剤を月に10日以上飲んでいる

✔  朝起きた時から頭痛がある

✔  以前はよく効いていた鎮痛剤が効かなくなってきた

✔  いくら鎮痛剤を飲んでも頭痛がひどくなった

✔  頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある

✔  以前は月に数回、片頭痛が起きていた

 

いくつか当てはまった方は、

薬物乱用頭痛の可能性が高いですので、

 

・頭痛外来

・脳神経内科

・脳神経外科　　　　

など医療機関の受診をおすすめします。

 

ちなみに……

 

緊張型頭痛、片頭痛に続いて多いと言われているのが

この薬物乱用頭痛ですので、

薬は用法・用量を守って正しく使いましょう！

 

 

薬以外に頭痛を緩和させる方法は？

 

姿勢の改善や身体をリラックスさせることで改善できる頭痛もあります！

オークス鍼灸整骨院では、肩こり 猫背整体で姿勢の改善をすることができ、

アロママッサージやスポーツマッサージで、体をしっかりほぐし楽にすることができますので、気になる方は

オークス鍼灸整骨院佐倉 志津店とオークス鍼灸整骨院柏店までお気軽にご相談ください☆

 

次回は群発頭痛についてです（＾＾）！